11月初旬から5月初旬に、白浜地区の名産・サンマ寿司が旬になります。
この時期の生きがよく脂ののったサンマを甘酢でしめた味は格別!
期間中は、伊豆白浜の民宿では、さんまの姿寿しと新鮮な磯料理を楽しめます。
(対象の宿は伊豆白浜観光協会へお問い合わせ下さい。0558-22-5240)
伊豆白浜の郷土料理をお楽しみ下さい。
また、道の駅 開国下田みなと2Fにある物産店「まるごと下田館」や「伊豆白浜観光協会」では11月初旬~5月初旬までの土日祝日のみ、店頭販売もいたします。
【販売期間】11月初旬~5月初旬
【まるごと下田館】
TEL:0558-25-3500
アクセス:伊豆急下田駅より徒歩約10分、バス約3分(白浜海岸あるいは須崎海岸行き 道の駅開国下田みなと前下車)
【伊豆白浜観光協会】
TEL:0558-22-5240
アクセス:伊豆急下田駅より車約10分、バス約11分(白浜海岸行き 原田口下車)
伊豆白浜郷土料理「さんま寿司」の由来
室町時代、うち続く凶作に心を痛めた白浜神社の神官が伊豆七島の神々に恵みを祈ったところ、程なく無数のさんまが浜に打ち寄せたと言う。
神官は米飯の上にさんまをのせ、人々に振る舞い、以来、秋の例大祭にはさんまの炊き込み飯を御馳走する習わしとなった。
この炊き込み飯が現在の「さんま寿司」に姿を変えたのは幕末の頃。
幕府の命で下田市河内にあった反射炉を博徒、伊豆の陶蔵が韮山に移送することになった。
大勢の人夫の食糧に苦慮した陶蔵はさんまの炊き込み飯にヒントを得てさんまむすびを考慮する。
数日経たさんまむすびは酸味を帯び、えもいわれぬ風味を醸したことから、以後味付けに甘酢を使うようになり、関西風の押し寿司風さんま寿司が生まれたという。
今でも白浜では秋のお祭りや御祝いの席には欠かせない料理となっている各家庭で代々引き継がれた味があり、それぞれに微妙に味が違うのも白浜のさんま寿司の特徴である。