(期間)7月下旬~8月上旬
(場所)田牛海岸・大賀茂川畔
大賀茂川河口の吉佐美ボードウォーク周辺でははまぼう(黄槿)が盛りになります。
上流に点在するものも含めておよそ400~500株ものハマボウが植えられています。 「ハマボウ」の北限地は三浦半島までと言われていますが、 こちらの大賀茂川畔ほど見事なものは他には見当たらないそうです。
【はまぼうって?】 ・あおい科の植物で、学名をHibiscus Hamabo Siebといい、 江戸時代末期長崎に来たシーボルトが命名しました。
・同属に、むくげ、ふよう、たちあおい、ハイビスカスがあり 内陸には生息できない熱帯、亜熱帯系の植物です。
・大賀茂川畔のハマボウは下田市天然記念物(昭和44年4月25日に指定) 黒潮によって南方から果実が運ばれてこの地に漂着したものと思われます。
・1日花で朝開花して午前中に咲ききり、 午後からは花びらが外側に丸まっていきます。